避妊薬の正しい服用方法

2019年11月02日
緑のカプセルと白い花

現在、日本で一般的になっている避妊薬というのは、低用量ピルとよばれる、錠剤中に含まれる卵胞ホルモンの分量を可能なかぎり少なくしたもので、口から直接飲むようなタイプということになります。

このような避妊薬には、女性の生理の周期にあわせて、1シートに28錠が梱包されているものと、そこから1週間分だけ除いた21錠入りのものとに大別され、それぞれ服用方法が異なっています。

まず、28錠入りの梱包の避妊薬ですが、これは生理の周期のはじめから、1日あたり1錠ずつを、できるだけきまった時間に飲むだけでよいということになります。
毎日1錠飲んで28日で1シートが終わりますので、その後は新たなシートで飲み続ければよいのです。

ただし、1シートの最後のほうの錠剤は、実はプラセボ錠といって、有効成分がまったく含まれていない錠剤になっています。
これは、要するに毎日1錠を習慣化して、飲み忘れをなくすためのものといえます。

このプラセボ錠の期間については、通常は生理のような出血が起こります。

また、21錠入りの避妊薬についてですが、こちらも毎日1錠ずつ飲んで、21錠を終わったあとで、7日間ほど錠剤をまったく飲まない期間を設けます。
この期間については、やはり生理同様の出血が起き、その後この期間を経過すれば、また新しいシートに戻って服用を開始するというのが、正しい方法ということになります。
そのため、シートの切り替えの時期には、服用をし忘れてしまうことのないように注意しなければなりません。

いずれにしても、避妊薬の正しい服用方法に努めていれば、避妊薬の効果というのは9割を超えるほどとなり、他の避妊の手段よりも圧倒的に失敗する確率は低くなっています。