緊急避妊薬とは?

2019年08月20日
色々なカプセルと葉

緊急避妊薬はモーニングアフターピルとも呼ばれ、避妊に失敗または性犯罪による被害を受けた場合に、文字通り避妊を緊急回避するために用いられるものです。
女性の3人に1人しか知らないと言われており、通常の経口避妊薬とは使用目的も、服用の仕方も異なります。
基本的に中用量ピルを使用し、作用としては女性ホルモンを強制的に増加させ、子宮内膜への着床防止、排卵遅延を起こして受精しづらい状態にさせることで避妊を回避します。

性交後の72時間以内に服用することで効果は発揮され、さらに早ければ早いほど成功率も格段に上昇します。
通常なら72時間以内で80%以上とされますが、24時間以内であれば90%以上の成功率を誇ると言われています。

ただし、100%ではないので、経口避妊薬による避妊よりも成功率は落ちることから、通常は使用されることはありません。
ヤッペ法とノルレボ錠の2種類のタイプが存在し、ヤッペ法では性交後72時間以内に2錠服用し、その後12時間後に2錠服用する方法です。

ノルレボ錠は1回に2錠の服用で終了し、ヤッペ法よりも副作用が少なく避妊率も高いとされています。
ただし、女性ホルモンを急激に増加させる方法なので、体への負担が大きく、副作用も出やすいのが緊急避妊薬の特徴です。

頭痛やめまい、吐き気といったものはもちろんのこと、むくみや出血量の増減、下腹部の痛みなどが出ます。
医師の処方でしか購入できないので、性行為が失敗して慌てて薬局に行っても購入することはできません。

早く服用すればそれだけ避妊率も上がるので、性行為後に探すよりは、予め産婦人科が何処にあるのか調べておくといいでしょう。
あくまでも緊急避妊に用いる薬なので、女性の体への負担も考えて、日常的に使用することのないよう計画的な避妊が推奨されています。