微笑んでいる女性

避妊薬はそこに含まれるホルモンの量によって低用量ピルや中用量ピルといったように区分されます。
現在主流となっているのは低用量ピルの方ですが、中用量ピルも無くなったわけではありません。
ではそれぞれはどのように違うのかというと、まず低用量ピルについてはそこに含まれる卵胞ホルモンの量が30~40マイクログラムの間に収まってます。

卵胞ホルモンの量は中用量ピルよりも少ないのですがこの量でも避妊薬としての効果は問題なく発揮されていますから心配ありません。

むしろ卵胞ホルモンは避妊に関係しているとはいえ過量摂取してしまうと吐き気などの副作用が強く出てくる事になってしまいますから、通常の避妊薬としてはこちらの低用量ピルが主流となっています。
低用量ピルで一番人気なのはトリキュラーです。
トリキュラーの用量・用法については月経の1日目から3週間1日3錠を服用して、その後に1週間服用を止めます。
トリキュラーの避妊効果は高いですが、必ずではないので注意してください。

対して中用量ピルはどうかというと、こちらは卵胞ホルモンの量が50マイクログラム前後になっています。
低用量ピルが出てくるまでの間避妊薬として使用されていたのがこちらの中用量ピルなのですが、先ほど述べたように卵胞ホルモンが多く含まれているということはそれだけ副作用も強いということになります。
低用量ピルでも問題なく避妊薬としての効果が認められている以上、単純な避妊薬としての目的だけで中用量ピルを服用するケースはほとんど無くなったと言って良いでしょう。
ですが中用量ピルでしか果たせない役割も存在しており、その最たるものがホルモン異常の治療においてピルが使用されるケースです。

女性ホルモンの分泌に何らかの異常が発生しているためにホルモンを経口摂取しなくてはならないということであれば中用量ピルのようにある程度多めのホルモンが含まれていた方が治療に役立ちますので、ホルモン異常が認められる場合には低用量ピルよりも優先的にこちらが選ばれる可能性があるわけです。
薬はいずれも使い分けが重要ですから、避妊薬に関してもそれぞれの特徴をしっかり押さえて賢く選ぶようにしましょう。